K・J・WORKS 山内の日々あれこれ。

大工道具の本、第二弾。

大工道具展示に向け、再勉強中。

大昔に買った本、その名も「大工道具入門」。

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入門書なので、誰にでも分かりやすく書かれた道具の本だとおもいきや、

内容はとても専門的。

大工を生業にしようとする人が読むべき本です。

道具の歴史、仕込み方、選び方、使い方、信頼できる道具屋まで載っています。

 

あとがきには、以前に本ブログで紹介した、「木工具・使用法」も、参考文献に入っていました。

 

本書の冒頭で紹介されているのが、大工道具の種類。

戦前の大工は、十分な仕事をするのに必要な道具数は、鋸12本、鉋40丁、鑿49本、錐26本、槌6本・・・等々、実に179種類の道具が必要だったとか。

現在は、電動工具などが発達していますので、大幅に減っていますが、それにしても凄い数です。

 

そんな大工道具の世界をもっとディープに知りたい方にお勧めなのが

「竹中大工道具館」

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神戸のJR元町駅から徒歩10分程度。

好きな人にはたまらない、非常に濃い展示内容です。

60タイトルを超えるビデオライブラリーも圧巻です。

入館料300円は安い。

 

世界に誇る、日本の大工道具の世界を体感したい方はぜひ!