薪ストーブ担当任命
薪ストーブ拡充に向けて、担当者として任命を受けました。
昨年まで、飛騨の工房にいましたので、薪ストーブ使用経験だけは、K・J・WORKSの中でも多いほうですが、何せ歴史も長く、奥の深い世界。
何事も勉強の精神で、プロフェッショナルを目指して精進いたします。
以前にも当ブログで書きましたが、昨年までいた飛騨の工房では40年近くにわたって同じ薪ストーブを使っていました。
昔の写真をみると、今では古希を迎えた創業社長が、まだ30歳くらいの頃に
ストーブの前で珈琲を飲んでいます。
同じストーブの前で、今は平成生まれの職人が珈琲を飲んでいます。
薪ストーブとは、こういう存在であるべきだと思います。
テレビや冷蔵庫は世代交代をしても、薪ストーブだけはいつの時代もそこにある。
色んな時代の色んなエピソードが、ストーブを介して思い出されたりする。
今は真新しいストーブも、いつしか料理の吹きこぼれや、サビなど、その場所の歴史をその身に刻んでいくと思います。
本来、生活も道具であるストーブは、普段使いしてこそ価値があると思います。
どうぞ、置物ではなく、家の一部として馴染むように使い込んでください。
私も出来るかぎりのお手伝いを出来ればと思っています。